セラピストが力を抜くには身体が先!そうすると圧が入るよ

和もみ®セラピストの万里です。

さて。今日は、
セラピスト講座や個別レッスンでもお伝えしている『力を抜く方法』の一つをお伝えします。

セラピスト自身の力を抜くことができれば、自然と圧は入るようになります。

力を入れてるけど圧がなかなか入らない…このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

圧を入れるにはセラピストが力を抜くことが大切

結論から先にいうと、身体の力を抜くと効率的に圧は入ります。

というのも、セラピスト自身が身体に力を入れしまうと、そこで受け止めてしまって圧が伝わらないから。

そして、力が入ると身体への負担も大きいです。

つまり、セラピストが身体に負担なく圧を入れるには、身体の力を抜くことが大切です。

■セラピストさんの感想:身体がツラくないのが嬉しい

先日、セラピスト個別レッスンを受けに来てくださったセラピストさんから届いたメッセージ。

今日はありがとうございました。

今までのやり方だと後ろ姿だけでつらそうな感じがしますが、今日結構練習したのに体がツラくないのが嬉しいです。

Kさんより

2時間近く手技の見直しをしていたのですが、身体が辛くならなかったようですね。

よかったです^^

レッスン中、施術をしている写真を撮って、今までのやり方と見直し後と比較してみました。

自分の身体の状態を客観的に見ると、身体の使い方のイメージがしやすくなりますからね。

Kさんは2年前に施術を受けに来てくれて、今回はセラピスト個別レッスンに来てくれたのです。

自分の身体への負担が気になっていて、これからも仕事を続けていくために学びに来てくれました。

あとは、新しいやり方を練習して身体に癖付けしていきましょうね。

講座の感想はこちらでも紹介しました。

■がちがちだと圧は入らない

私のところには、セラピストさんのこんな辛そうな声が多く届きます。

とにかく圧を強く!と研修中言われ続け、指も腕も肩も脚もがちがちの毎日です。

自分がお客として行った際にも強いだけの手技には疑問をもっていましたので、ひとり悩んでいます。

一人で悩まないで、よかったら会いに来てくださいね^^

講座もやっていますし、実際に体感してみるのもいいですよ。

「強く、強く!」と言われると、身体に力が入ってしまうんですよね。

施術の見直しをしていると、力を伝えなくてはいけないのに、自分で止めてしまっている方が多いです。

だから、圧が入っていかないのですね。

その状態で、更に「強くしなきゃ!」と思うと、ますます自分の身体に力が入ってしまいます。

だから、

『指も腕も肩も脚もがちがち』

になってしまうのですね・・

■圧を入れるには手が先ではなく、身体を先に動かす

セラピスト個別レッスンでは実際に施術をしてもらって、

どこに力が入っているかチェックをして、どう身体を使ったらいいかを細かく指導していきます。

一人ひとり身体の使い方の癖があるので、直接見せていただいたら早いですよ。

Kさんもセラピスト個別レッスンが終わったときに、

「動画を見ながらやってみてましたが、来た方が早いですね!」

そう言っていました。

ここでも、力を抜く方法を一つお伝えしますね。

施術をするときの動きを、

『手が先ではなく、身体を先に動かす』

にしてみてください。

身体を先に動かして、手が動きやすくするのです。

身体が先に動くことで、体重が乗りやすくなります。

力ではなく圧が入っていくので、自分の身体への負担が減りますよ。

文字では伝えきれないと思いますが、
『手が先ではなく、身体を先に動かす』を意識してやってみてください。

まずは自分の身体の負担を減らして、お客様のことを考えられる余裕を持ちましょう。

そして早く、お客様の身体に合わせた施術ができるようになりましょう!

■おわりに:施術だけでは満足してもらえない

先日行った焼肉屋さん。
お肉はすごく美味しかったのですが・・

また行きたい!とはなりませんでした。

もったいないね~もっとこうすればいいのに!
ゼッタイ売上3倍以上になるのにね・・

そんな余計お世話なことを、帰り道一緒に行った夫と熱く話していました。

何がもったいないと感じたのかと言うと・・

「このお肉はこれくらいの焼き加減がいいですよ~」とか、
「このお肉は、タレ(塩)がお勧めですよ~」とか。

そんな説明が全くなかったのです。

聞いたら答えてくれるのですが、あまり話したくなさそうな雰囲気・・

お店のこだわりだったり、お肉のことを少しでも説明してくれたら、もっとおいしく食べられたのにな~と。

『施術さえ上手ければ、お客様は来る』

施術者が、そう思ってしまうのと似ているな~と。

自分のお客様が、何にお金を払ってくれているのか、しっかりと見ないといけないですね。

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