施術で効くポイントを上手く捉えられないときは

和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。

さて。今日は、
施術で効くポイントを上手く捉えられないときは・・どうしたらいいのか?そんな話です。

施術をしててポイントを外すときがある…どうやったら効くポイントを探せるのだろうか?

このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

施術で効くポイントを上手く捉えられない原因

手技の見直しするときに、こんな風に聞かれることがよくあります。

「この手技が上手く出来ないんです」

「ポイントを上手く捉えられないんです」

「お客様が気持ち良いのか不安・・」

その原因は、こちらです。

  1. 身体の中がどうなっているのか分かってない
  2. アプローチしたいところがどこなのか分かってない
  3. そこに届いているのか分かってない

なので、これを一つ一つ明確にしていくのが、私がやっている手技の見直しです。

明確になっていくと、「楽しい!」「やっている自分も気持ちいい!」「早くお客様にやってあげたい!」

個別レッスンを受けたセラピストさんは、そんな風に言っています^^

不安よりも楽しい方がいいよね♪

手技を手順通りにやっていて、それに当てはまる場合は良いけど、そうじゃない場合って対応できないですよね?

もし・・当てはまっているかどうかも分からないまま施術しているとしたら・・

出来ているつもりが一番危険><

こちらでも書きました

■身体の構造を知れば効くポイントが分かる!

施術が上手くなるにも、効くポイントを捉えるにも、まずは、身体の構造を知らないといけません。

解剖生理の本とかで、身体の中がどうなっているのかを見て、実際に自分の身体で確認してみる。

そして、お客様を施術しながら、今触れているところの中がどうなっているのか想像しながら施術をしてみる。

そうすると、自分の指が感じるものが変わってきます。

解剖学に苦手意識がある人も多いですが、分かってくると自分の手の感覚も磨かれていくので施術が楽しくなりますよ^^

だんだんと、お客様の身体の状態が分かるようになり、効くポイントも的確にとらえられる!

『どの筋肉に、どの角度で圧を届けたいのか』

それを考えるにも、身体の中の状態が分かっていないと、ただの当てずっぽうですもんね。

解剖学の本はこちらで紹介しています♪

■お客様に合わせた施術ができるように

施術が手順通りに出来るようになっただけで、出来たつもりになってないですか?

同じようにやっているのに、手順通りにできているのに、お客様の反応にムラがある。

お客様は気持ちいいのかな?これでいいのかな?自分の感覚に自信が持てない。

そんな状態から早く抜け出しましょう!

本を見て自分で勉強するのも良いし、ひとりでは難しい・・そんな方は、お手伝いしますよ♪

一緒に手技を一つ一つ明確にして、あいまい手技をなくしていきましょう。

はじめから身体の構造と一緒に、手技を教えてくれたらいいのにね。

一から手技を学びたい方向けの、そういう講座もやろうかな・・?

「あなたにお願いしたい!」と言ってもらえるように、

お客様に合わせた施術と提案が出来るようになりましょう!

■効くポイントを捉えた施術…その先へ

以前、こんなことを聞かれたことがあります。

「揉むのは良くないけど、強く押すのはいいんですか?」

「和もみって、揉むんですよね?」

もしかしたら、こう思っている人も多いのかな。

私は、揉むのも押すのも、『強くする』のは、どちらも身体には良くないと考えています。

和『もみ』って言っていますが、もみほぐしもオイルマッサージも見直しできますよ。

そもそも、『和もみ®』という決まった手技ってないんです。手順とかも決まってないんです。

これを言うとみんな『???』ってなりますが、今すでに持っている施術の方法に、和もみ®を取り入れていく・・
そう言ったらいいかな。

例えば、

自分に負担のない身体の使い方だったり、
強くしないでコリをほぐす圧の入れ方だったり、
コリや不調を改善するためのお客様との向き合い方だったり・・

どの部分をどれくらい取り入れていくかは、自由です。

どうしても多くの人が、手技手法、手順に走りがちなので・・

セラピストを長くやっていく上で、土台となる大切な『あり方、考え方』を知ってほしくて和もみ®の理論を作り伝えています。

施術方法で選ばれるのではなく、

「あなたにお願いしたい!」

お客様に、そう言ってもらいたくないですか?

和もみ®講座で学べるもの

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