和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
触れ方を変えたら、いつもより緩むのが早かった。という話です。
施術をしてて緩む感覚が少ない…効率的に緩む手技ってあるのかな?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
手技の練習をして、いつもよりも緩むのが早かった
先日の練習会に参加してくれたセラピストから、こんなメッセージをいただきました!
今までに無いとても新しい感覚でした!
とりあえず自分の体にもやりながら少しづつ触れていこうと思っています!
今日お客様に早速やってみました。
自分の感覚としては、いつもより緩むのが早かった感じがあります。
もっとこの感覚を掴めるように練習してみます!
Yさんより
『押す』のではなく、身体の中に『触れる』和もみ®の手技に、最初はとても戸惑っているようでした。
強くするのが身体にとって良くないことは、深く理解しているようで、
傷つけるようなことはしたくない。
でも、押してしまう・・><
硬いとつい押したくなっちゃうよね~
でも・・
押してしまうと、ほぐれない。
ほぐれるのは、身体の内側から。
手技でできるのは、ほぐれる『きっかけ』をつくること。
そんな話をしながら、和もみ®の新しい感覚を感じながら、くり返し練習。
少しずつ感覚を掴めてきたようで、
『いつもより緩むのが早かった感じ』があったのは、嬉しいですね^^
■なんで、緩むのが早かったのか?
和もみ®の手技の練習では、『ほぐす』練習の前に、『触れる』練習をします。
この『触れる』がとっても大事!
Yさんもこの触れ方から練習したことで、『いつもより緩むのが早かった感じ』がしたのです。
そうなった理由の1つは、触れ方を変えたら、こんな変化があるからです。
- お客様の身体の中が感じ取れるようになった!
- さっきまで分からなかった、コリの硬さが感じられる!
『ほぐす』前にほぐすポイントが見つけられないとほぐせないですよね。
そのポイントを見つけるためには、見つけられる『触れ方』が必要なのです。
人によって、コリのポイントが違いますからね。
理由の2つ目は、触れ方によって、お客様の身体を無意識レベルで緊張させてしまうことがあるからです。
ちょっとイメージしてみてください。
「押すぞ~」っていう手と、
「触れますね~」っていう手。
どっちが緩みそうですかね?
そんなんじゃ、コリがつぶれないんじゃない?
ガチガチの人は、強くないとほぐれないでしょ?
そんな風に思っているなら、その考え方から見直してみるといいかも!
身体がほぐれる、緩むって、そう言うことじゃないんですよ。
触れ方が変わるだけで、緩んでいく感覚を体感しながら学びたい方は、こちらの1day講座へぜひ♪
基礎や他の講座を学んだ方で、色んな人の身体に触れたい!感覚を掴む練習がしたい!
そんな場合は、練習会も活用してくださいね。
■施術で「ちょうどよかった」が一番うれしい
かれこれ・・15年のお付き合いになるお客様から
「今日もちょうどよかった~」との声をいただきました。
『ちょうどいい』
もしかしたら、一番嬉しい言葉かも。
毎回、お客様の状態や反応をみながら変えているから。
毎回ちょうどよく感じるのは、同じことをしていないから。
なのです。
筋肉や骨格などの身体の構造はもちろんですが、硬さや柔らかさなど身体の中の状態を感じながら。
触れたときに、痛みや不快な感じがないか、気持ち良く感じているのか、感じ取りながら。
一つ一つの手技を、ミリ単位で変えています。
同じこと、決まったことをしていない、お客様との調和が心地よいのが、和もみの手技です。