和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
『指が痛くならない圧の入れ方』という話です。
施術をすると指が痛くなる…指が痛くならない方法ってあるのかな?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
施術で指が痛くならない圧の入れ方
前回のブログで『押す』のを辞めると、相手の身体に抵抗されずに、身体の奥にアプローチできますよ。
ということを書きました。
和もみ®が、
「強くないけどしっかり奥までほぐされる感じがする」
その仕組みの一つはコレです。
今日は、もう一つ紹介します。
強さではなく『深さ』を意識する
「どれくらいの力で押すのか?」
という考え方ではなく、
「どの深さに触れるのか?アプローチするのか?」
力ではなく、『深さ』です。
浅いところをほぐしたいのか?
深いところにアプローチしたいのか?
この意識をしていくと、身体の中の構造、コリやハリが立体的に感じられるようになりますよ。
■施術の圧を試しに体重計で測ってみると
和もみ®の基礎講座<動画>を見たセラピストさんから、こんなお声が届いています。
万里さん
こんばんは。
早速の動画ありがとうございました。
強さではなく深さに焦点を置くこと
圧は1~3kgと言う点がびっくりしました。
まさかそんなに弱い力とは。
試しに体重計で測ってみると
私は20~6kgの圧を普段使っていました。
弱めにしているつもりでも6kg。
触れる触れられている感覚に集中しながら
指を入れさせてもらう感覚でやってみると
3・5kgになったので
意識するだけでこんなに変わってくるにだなぁ
と実感しました。
さっと動画を見たので
これから何度もゆっくり見直して
万里さんおすすめの本も読んでみます。
Aさんより
基礎講座では、和もみ®の基本手技の解説もしています。
『触れる・触れられる』といった、お客様の身体への『触れ方』から『圧の入れ方』も学ぶことができますよ。
あ、動画なので何度も見返せるのもいいですよ^^
Aさんのように、まずは普段の施術で、自分の圧がどれくらいなのか?
計ってみるのいいですね。
和もみ®基礎講座の動画はこちら↓
■施術の圧は、チカラでなく重さ
和もみ®の場合は、1~3㎏の重さを使って、お客様の身体の中に触れていきます。
背中や首、腕などは、1~2㎏、腰やお尻、足など筋肉の厚みがあるところは、2~3㎏の重さを使っていきます。
だいたい、平均2㎏。
2リットル入りのペットボトルの水が、だいたい2㎏。
調べたら、Macbook proの16インチが、2㎏のようですね。
20㎏のモノって、どんなものがあるんだろう?と調べてみたら・・
瓶ビール1ケースが20㎏だそうです。
重たそうなイメージはあるけど、ビールケースを実際に持ったことがある人ってなかなかいないよね。。
家電で調べてみたら・・
一人暮らし用の小型の洗濯機が、20~30㎏。
2ドアの小さめの冷蔵庫が、30~40㎏。
ちなみに、5.5合炊きの高級な炊飯器が、5.4㎏でした。
つまり・・高級炊飯器や小型の洗濯機くらいが、肩や腰に載る・・
しかも、面ではなく、点で載るとしたら・・肉も骨もどうにかなってしまうよね><
その重さの圧を、人の指でやっているって・・そりゃ痛くなりますよ。
そうじゃないやり方も取り入れたいなら、和もみ®いいですよ^^
■まる一日のサロンワーク
昨日は、一日サロンワークでした。
初めてのお客様が、お二人来店。
初めてお客様をお迎えするときは、嬉しいのとドキドキ緊張と半々。
お一人は、徒歩2~3分のご近所の方で。
もうお一人は、お仕事帰りに寄ってくださったセラピストさんでした。
たくさんお話もしてくださって、喜んでいただけたようで・・喜びと安堵感。
独立して17年になりますが、この緊張感は変わらないな~。