和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
先日、3人のサロンオーナーさんとの忘年会がありました。
そのときに、『伝えることの難しさ』の話題が。
伝える相手にはまだ見えていなくても、
先を歩いている私たちからは、すでに見えていることがあるのですね。
「それをすると、ゼッタイ苦労するからやめときな!」
「今それじゃなくて、これをやるタイミングなのに!」
だから、伝えているんだけど…なかなか当人のハートには届かないね~と。
でも、こちらも工夫して伝えていくしかないね!
そんな話に、とても勇気をもらいました。
和もみの考え方が、ちゃんと届いた瞬間:お客様に伝える

さて。今日は、
そんな嬉しいご報告をシェアさせてください。
山梨の和もみ認定セラピスト・須藤綾子さんから届いたお話です。
全国の和もみ認定セラピストさんは、こちらのページで紹介しています
↓ ↓
https://aromare.jp/certified_therapist/
今回のお客様は、27歳の看護師さんです。
お悩みは、肩こりと腰痛。
その方、こんなふうに思っていたそうなのです。
この仕事をしている以上、痛みやコリがあるのは当たり前。
良くなることなんてないですよね…
温浴施設などでマッサージを受けることはあっても、
その時ラクになるだけで、すぐ元に戻る。
「凝ってるんだから、強く押してもらった方がいい」
そう思って、自分でもギューっと強く押したりつまんだりしていたそうです。
■そんなお客様に、あやこさんは

『和もみの考え方』を、丁寧にお伝えしたそうです。
・強く押しすぎると、逆に身体は緊張してしまうこと
・身体がほぐれる“仕組み”があること
・施術当日だけでなく、翌日のほうがラクになることもあること
・治すのは施術者ではなく、身体が本来持っている力だということ
さらに、実際に通われているリピーターさんの変化をお話しして、
「定期的にケアをしていけば、
○○さんも、ちゃんと変わっていきますよ」
そう伝えたそうです。
■そして施術後
お客様はこう言われたそうです。
「身体がポカポカしています」
「肩、さっきより柔らかくなってます…」
そしてその場で、
「3回コースをやりたいです」
と、お客様の方から言ってくださったそうなのです!
■「強くしない=効かない」という思い込みが外れる
これって、
無理に勧めたわけでも、特別なクロージングをしたわけでもありません。
「強くしない=効かない」という思い込みが外れ。
「どうせ良くならない」という諦めから、「自分の身体は変われるかもしれない」
と、気持ちが変わっていったのだと思います。
その結果として、
お客様の方から「続けたい!」という選択につながったのですね。
和もみは、ただ硬くなった身体をほぐす技術ではありません。
お客様が、自分の身体と向き合うための時間なんだな~と、改めて感じました。
■話すことが得意ではなかった

実は、あやこさん。
はじめは話すことが得意だったわけではありません。
それでも、ひとりひとりのお客様と向き合い、
どんな言葉で伝えたらいいのかを一緒に考え、
実際にお客様に試してみて、
上手くいかなかったところは振り返って、また次を考える。
それを繰り返して、今があります。
あやこさんのやさしい手と言葉によって、
「続けたら、変われるかもしれない」そう感じてくれた。
こんなふうにお客様に希望を届けられるセラピストの仕事って、
本当にステキな仕事ですよね!

