腕やふくらはぎがパンパンになる…そんなセラピストさんへ

和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。

施術をしていて、
「腕がパンパンになる…」
「ふくらはぎが張ってつらい…」

そんな経験、ありませんか?

それは、施術中に無駄にチカラを入れていることが原因かもしれません。

今日は、その対策をお伝えしますね。

腕やふくらはぎがパンパンになる…そんなセラピストさんへ

■腕がパンパンになる場合は…

→握力や腕力ではなく「重さを載せる」

これを意識するといいですよ!

腕が疲れるのは、チカラで押そうとしているからです。
握力を使えば前腕がパンパンに、腕力を使えば肩や二の腕がムキムキに…

まず、施術中に自分の腕を軽く触ってみてください。
硬くなっていたら、力が入っているサインです。

その力みを解消するには、「重さを手に流す」ようにしましょう。

腕の重さ、上半身の重さを手の方へスーッと伝えていくようにすると、
余計な力を使わずにしっかり圧を届けることができます。

それでもチカラが抜けないときは、肘を固めていないかチェックしてみてください。

少しだけ肘を緩める。

すると、フッと力が抜け、重さで圧が入れられますよ。

■ふくらはぎがパンパンになる場合は…

→「踏ん張る」「背伸び」を辞めてみてください!

ふくらはぎが張るのは、足に余計な力が入っているからです。

・足で踏ん張っている
・背伸びして体重を乗せている

そんな状態が続くと、ふくらはぎが常に緊張状態に…。
結果、パンパンになってしまいます。

この場合のポイントは、脱力できる立ち方。

どうしても力が入ってしまうときは、片足のかかとを少し浮かせてみてください。

重心が変わります。

なので、ふくらはぎの力みが抜けて、ムリなく施術ができますよ。

■真逆のことを言われているよう?

「えっ!?力を抜いても、ちゃんと圧が入るんですか!?」
「かかとを浮かせるって!?考えたこともなかったです」

強く押す
 ↓
チカラを入れる
踏ん張る

と教えられたセラピストさんからすると、真逆のことを言われているようで戸惑うようですね。

「研修では“しっかり圧を入れるには踏ん張れ”って教わっていたので、
最初は“え?こんなんでいいの?”って戸惑いました。

でも、仕組みを聞いて納得でした。
実際にやってみたら、本当に身体がラクになってます!
お客様の反応も良くて…もっと早く知りたかったです!」

「前は1日終わると腕がパンパンで、湿布が手放せなかったのが、
『重さを載せる』を意識するようになってから本当に楽です!
前よりも、しっかりほぐせてお客様が満足してくれている感じがします!」

こんな風に、ホントに変わるんですよ。

■気持ちいい圧を入れるには

実は踏ん張ったり、背伸びをしたりする方が、気持ちいい圧が入らないのです。

自分の手や身体に負担のないやり方に変えた方が、「そう!」そこそこ!」という気持ちよさが増えるのです。

これは、実際に講座を受けてくれないと伝わらないようですが…

セラピストを長く続けていくためにも、自分の手や身体への負担を減らすこと、すごく大事です!!

もみほぐしやオイルマッサージ、リフレやヘッド、ストレッチ系…
どんな施術の方法でも、身体の使い方は共通することです。

■YouTubeに新しい動画をアップしました

今週も、YouTubeに新しい動画をアップしましたのでお知らせです。


施術中に絶対に
やってはいけない
3つのNG行動

をご紹介しています!

「ついつい…気づかずにやっている…」
それが、実はお客様を不快にさせてしまっているかも!?

<目次>
0:09 テーマ紹介
0:46 タオルのかけ方
2:33 身体への触れ方・離し方
4:22 力加減の聞き方
7:06 まとめ

▼和もみチャンネルはこちらから

自分を客観的に振り返る機会として見ていただけたら嬉しいです!

そして、何か気づきや発見など、感じたことがあればぜひぜひ教えてくださいね^^

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